韓国刺繍は中国・日本の刺繍とどんな違いがあるのでしょう。見ただけでは大きな違いはありませんが、糸・図柄が少々、シルクロードを渡り中国から韓国、日本に伝わってきました。蘇州で見た刺繍は表と裏が別々の図柄で糸は細く、中国の縁起ものの柄が多く、日本では着物・帯・バック・小物のように和装物が多く、韓国の刺繍は糸の太さ・種類も多く、箪笥・屏風・掛け軸など朝鮮王朝の両班貴族が用いたものが多いと思われます。三国共通なのは、花嫁衣裳でしょうか。
ここでは、刺繍ポのことを主に言います。刺繍ポとはポジャギに刺繍をしたものです。刺繍そのものよりポイントにするものが多く、図柄も植物だったり、文字だったり、小物に刺せるような柄です。
ヌビは服飾・・・冬防寒の為のもの、コート・チマチョゴリ・首に掛けるもの・靴下など
ここではセクシル(色糸)を使ったヌビのことを言います。ノリゲ・針山・メガネ入れなど韓国小物、アクセサリーなどの超小物のことです。最初は綿を入れるだけのもの、綿紐・紙縒り入れて作るものと進んでいきます。
どちらも少々時間はかかりますが、出来上がると韓国伝統工芸なんだと実感されると思います。
『刺繡・ヌビ教室』
アトリエにて月1回、定員4名(但し、3名以上成立)予定しています。
※ 第1・2火曜日 13:00~17:00(この間の2時間)
第1火曜日 ヌビ(色糸ヌビ)教室(ピンクション)
第2火曜日 韓国刺繡教室(ブローチ)
※ 3ヶ月単位になります。
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